![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR_YtvITxruyerFTBQuBrG_tooOcrpY2ljbHWHthgQV54LBn6VxyrUGX1JY7H87MTMmpaZ1K4c9Jxwq_Riftuv8s8IcusC29yqcx8Mz8cXTG-ntjAMPmH3wFFy3STKqFSE4-uFjw7MYPg/s320/2015-5-22.jpg)
仙台の
nuquite ROOMのサイン。
サインの光源もLEDが主流になってきて、
かなり減ったネオンサイン。
LEDは輝度の高いクールでクリーンな光というイメージですが
熱を帯びたようなホットな光は今のところネオンにかないません。
(実際にはネオンはさほど熱はもたないのですけど)
そんな温かなネオンサインをつけたいんです、と
温手の髙橋さんから相談を受けたとき、
よっしゃきたー!!と思いました。
と、いうのも新規のネオンサインの製作は
今あまりなく寂しく感じていたのです。
ちなみに看板のことならchicoriに聞くと良いよ、と紹介してくれたのは
APAKABAR?。
ありがとうございます!
LEDだってネオンサインだってchicori葛西におまかせ。
看板屋にいたころに葛西が取り付けたネオン、
LEDサインは日本中に点在しておりますよ(笑)
ネオン管の製作は青森市の牧野ネオン。
ネオンを点灯していないときもオレンジ色がご希望でしたので、
オレンジ色に着色された管を使用しています。
まっすぐなネオン管をバーナーで炙りながら曲げます。
そう思うと、この美しいライン…これぞ、すご技!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNZOnhVfdcbexWDzobQ6jw6u5FNBdr9ahAzswzuJ1hrFxKjuT7zdLpzoWAYN6tpN1tZDt_xSyHfTlUhhC5CVG9zNZRB0zhPbshOX4Fh2WePdaUhhevQO1_QWSn3xMwkGsPC4XLXxnf_PI/s320/sign_02.jpg)
点灯するとホワァと周りに広がる温かな光はネオンならでは。
その他にも、
鉄のフレームは
(有)二唐刃物鍛造所、
木の部分は
古家具ミヤマコ、
スチール文字は
株式会社ブレーメンと
様々な方たちの手が入っております。
鉄のフレームは焼き色仕上げ。
写真では真っ黒に見えますが、鉄の素材の色です。
二唐さん溶接部分まで焼き色に仕上げていただきました。
ミヤマコの技術もさすがです。
新しい板を加工したという風には見えません。
髙橋さんの要望から古材があうかな、と感じミヤマコがすぐ浮かびました。
スチール文字も鉄の色。
錆びていきますが、それも経年変化として楽しみたいとのこと。
一般的に文字サイズからいくと3.2mm厚の鉄板を使うところですが、
あえて4.5mm厚にすることで重厚感をだしています。
15mm浮かすのが葛西基準なのですが、ネオンとの高低差やフレームの厚さなどを考慮して20mm浮かしています。
(その感覚は葛西のフェチズム的なところになるのですが…)
組み上げは葛西の仕事。
サインのディレクション、文字の配置、ネオンサポートやトランス配置、取付けセットアップなど。
たくさんの人たちの手の入った看板が、ブレーメン工場から旅だっていきました。
現地での取付け作業を終えて、いただいた写真がこちら。
仙台でnuquiue ROOMの顔として頑張っています。
★★★★★
そしてこちらは開店祝いとしてとして製作いたしました。
nuquiteクッキー型!
クッキー型はステンレス製。
型押しのスタンプはアクリル。
ステンレスの型は葛西がせっせと曲げて溶接。
スタンプに使われているアクリルは
Easy Livingに
最近導入されたレーザーマシンでカットしていただきました。
今までの葛西の手切りから精度が増しました!(笑)
さらに
ゆぱんきにお願いしてクッキーも焼いていただきました!
もちろん人気のスパイスクッキー!
銘菓っぽく仕上げました。